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隻手音声(せきしゅのおんじょう)

「隻手音声」という禅の公案がある。
「隻手」とは「片手」の事、
つまり「片手の音を聞く」と言う事である。
江戸時代の有名な禅僧の白隠が考えた
禅の代表的な言葉である。

白隠が弟子たちを前にしてこう言った。
「隻手声あり、その声を聞け」
(大意:両手を打ち合わせると音がする。
では片手ではどんな音がしたのか、それを報告しなさい。)

弟子たちは何年も考えるが、
片手の音は聞こえない。
「聞こえません」と言うと、
「ばか者。死ぬ気で真剣に取り組め」と叱られる。
修行僧ですら答えを出すのに何年もかかる難問である。



自分と関わっている周囲の人々の
存在をしっかり見渡し、
その一人ひとりの人間の内面まで
しっかりと見通すということで
「常識」や「思い込み」をリセットし、
本質を見極める目や耳を持つこと、
そして、己を知ることだと思う。

片手が自分でもう一方の片手が他人だと考えると、
相手とぶつかって音がする。(響きあう)
色んな人と関わり合う事で、響き合って
何かを感じて、何かに気づき成長していく。
でももう一歩踏み出せば(修行すれば)
自分ひとりでも音を聞くことができる。


聞く音に限らず、目で見るものでも
同じだと思う。
見えるものだけで物事を判断するのでなく、
空気や太陽の光のような見えないけど
偉大なものしっかりと感じるとること。

多分そんな解釈だと思うが、
修行僧でも難問なだけあって
なかなか奥の深い言葉である。

















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